Jean-Michel Jarreが昨年から今年の変わり目に開催した、仮想ノートルダムでの仮想ライブアルバム。
僕は環境もないため、リアルタイムでは試聴していないが、多くが過去の曲の再アレンジであり、ノリよく聴ける。
今のような事態でフラフラ出かけるわけに行かず、音楽を聴く時間が増えた。
Jean-Michel Jarreが昨年から今年の変わり目に開催した、仮想ノートルダムでの仮想ライブアルバム。
僕は環境もないため、リアルタイムでは試聴していないが、多くが過去の曲の再アレンジであり、ノリよく聴ける。
今のような事態でフラフラ出かけるわけに行かず、音楽を聴く時間が増えた。
Talking Headsのメンバーだった時に、Tina WeymouthとChris Frantz夫妻が始めたプロジェクト。
2000年発売のアルバムがなぜか7月リリースとしてApple Musicに載って気づいた。ストリーミング解禁だったらしい。
これまで聴いた彼らの作品で最も完成度が高いと思うけれど、彼らの特徴だった素人っぽさが消えた。
たまたま知った3人組、London Grammarの4月16日リリース作品。既に10年以上活動しているそうだ。
女性リードボーカルHannah Reidの静かな声に合った美しい曲群。久しぶりに素晴らしい才能に出会った。
Apple MusicのジャンルはAlternativeだが、さすがに違う感じがする。Hooverphonicのポップさとも違うけれども。
St. VincentことAnnie Clarkの本日発売作品。
彼女の父が出所したことに基づくそうで、彼女らしい変わった曲や良い曲から構成されるが、前作や前々作のような聴きやすさは無い。
ベルギーのグループ、Hooverphonic、昨年11月に発表されたボーカルがGeike Arnaertに戻って初めてのアルバム。彼女は2008年までの彼らの黄金期に在籍していた。
曲は彼ららしい聴きやすいポップスではあるが、くたびれてきたのだろうか、これまでほどの質はないように思う。発表された写真のどれを見ても、さすがに歳をとったと思う。
また、アルバム1枚に終わった前ボーカル、Luka Cruysberghsの曲ももう少し聞きたかった。
2021/5/8追記: 第一印象は上記通りだが、数回聴いたら、見直した。全盛期ではないものの、良いポップスだ。
Eric WoolfsonはThe Alan Parsons Projectを解散した後、ミュージカルに参入したのだが、作品をちゃんと聴いたことがなかった。
そこで聴いてみたのが、Apple Musicで配信されているEdgar Allan PoeとGambler。
前者は、既に所有しているPOE ・ MORE TALES OF MYSTERY AND IMAGINATIONと音源がほとんど同じで、こちらが音楽アルバムとしては良い。後者はなぜか音が小さく、音源の一部はSomewhere in the Audienceにあったり、他はThe Alan Parsons Projectの曲だったり。
どちらもコレクションとして手元に置くほどではないと判断した。音楽アルバムとミュージカルの違いと思う。
Tony Levin、John Petrucci、Mike Portnoy、Jordan Rudessのプロジェクト、Liquid Tension Experimentのなんと22年ぶり作品。
Apple Musicで彼らの変わらぬ技巧と勢いを感じて、iTunes Musicで購入。直接のダウンロード販売はまだ無いようだ。
演奏はもちろん問題ないが、近年Tonyがすっかり老けてきたのが気になる。
Jean-Michel Jarreが、Sebastião Salgadoの写真展のために製作した曲群らしい。
そのための普段のJean-Michelの曲とは異なり、環境音等を混ぜた背景曲である。
とは言え、本人が単なるバックグラウンドミュージックにしたくなかった、と言っている通り、環境音楽とはまた違う風景になっている。
John H. Nixonのプロジェクト、7and5の3月19日発売作品。
彼らしい聴きやすく美しい電子音楽。好みだ。
なお、彼のリンクはLinkedIn。音楽家が登録するとは想像もしていなかったが、ビジネスとしては当然かも。
Michael Hoppéの美しいピアノ小曲集。
アルバムの情報が見つからないので推測だが、彼の過去作品をピアノアレンジし、演奏したと思われる。
California Guitar Trioの2011年2月10日のライブアルバム。
彼ららしい精緻な演奏を高音質で楽しめる。
次に彼らの演奏を生で味わえるのはいつだろうか?
DeborahとPatのMastelotto夫妻による、King Crimsonを大胆にアレンジした作品集。Patは1995年からKing Crimsonのメンバー。
Three of a Perfect Pair camp参加者を中心に演奏したそうだ。
本来はバレンタインデーの明日リリースだが、ダウンロード購入は既にできた。
ゆったりとしたアレンジに加え、Deborahの女性ボーカルにより、かなり雰囲気が違い、オリジナルの良さが引き立つ。
改めてPatのドラムスもしくはパーカッションの腕に関心した。
上リンクから試聴できるので、ぜひ聴いてほしい。
イタリアのピアニスト、作曲家、Ludovico Einaudiの自選集。
美しいクラシカルな曲が並ぶが、それだけでないのが彼らしい。
Robin Guthrieと12月8日にCOVID-19で亡くなったHarold Buddの12月8日発売作品。録音は2013年だが、偶然かつ不幸にもHaroldの遺作になってしまった。
彼ららしい、美しい小作が並ぶ。
2007年の映画、El Grecoのサウンドトラック。Vangelisには同名のアルバムがあるが、全く別物。
VangelisコレクターとしてはCDで購入したいところだが、日本ではほとんど出回らないため、本作の存在は知っていたものの入手できないでいた。ところが、こんな身近なところにあったことに今更気づいた。ちょっとこだわって、Apple Musicではなく、iTunes Storeで購入。
彼らしく、サウンドトラックと言っても、単独作品で楽しめる完成度の美しい曲たちだ。
マルチアーティスト、Robert Reedの11月14日発売作品。
これまではMike Oldfieldの初期作品のオマージュが多かったが、今回は彼が影響を受けたアーティストへのオマージュの模様。彼のWebにはJean Michel Jarre、Vangelisなど名前が挙がっていて、僕と趣味が合いそうだ。
本作では、Jarreをイメージする音は分かったが、Vangelisはわからなかった。そんな探し物より、本作自体を味わいたいが、今までの作品に比較すると単調かな。
Brian Enoの1976年から2020年に渡る映画もしくはテレビのサウンドトラックを17曲収録。
こんなにもサウンドトラックを提供していたとは知らなかった。ただ、同時に番組も映画もほとんどわからず、知っていたのはDuneくらい。
一方、他のアルバムに収録されていた曲も数曲あった。
彼もそろそろ集大成を考える段階になったのだろうか。