2020年02月09日

2006 R1200RT振り返り

手放して約2ヶ月のR1200RTを振り返ってみたい。

購入時の仕様などは2005年11月27日に手配した時に詳しく書いている。購入は今は亡きFlat。その後のメンテナンスはMotorrad Shonan
走行距離の変化は次の通り。2014年以降がっくり伸びなくなったのは、生活環境の変化のため。後に書く違和感は関係ない。

2006.4.1 受け取り
2007.7.16 10,000km
2009.3.7 20,000km
2010.5.2 30,000km
2011.5.14 40,000km
2012.9.12 50,000km
2014.8.11 60,000km
2017.6.17 70,000km
2019.12.15 76,273km

後付けしたパーツは、リヤスプラッシュガードK&Hのシートと、ETCユニットくらい。K&Hのシートは素晴らしかった。
タイヤは最初からMichelin Pilot Road 2だったはず。それを4本履いた後、Pilot Road 4GTを2本。後者の方が走りやすさなど印象は良かった。

トラブルはR1100RSに比べると少なかったが、鳥取でフューエルポンプリレー故障でエンジンが回らなくなったのは大変だった(僕は故障ではなく、劣化だと思っている)。リコールは2回。

RSに比べると足つきが悪いため、立ちゴケが非常に多く、計10回。

よくできたバイクである。走り出してしまえば、とても快調。高速はもちろん、山道のカーブなども軽々。プロテクションは完璧。そのために夏は暑い。3つのケースで積載性も十分。タンデムで一週間弱のツーリングも問題なし。
RSに比べるとオーバーヒートは起こりにくくなったが、それでも真夏の渋滞には弱かった。

一方、乗り出し当初から違和感あったのは、停車時の姿勢変化。停車後にブレーキを解放すると、前が高くなるように姿勢変化するのだ。おそらく、前後連動ブレーキ(インテグラル・ブレーキ)のためだと思う。前ブレーキは必ず前後連動してしまうので、自分の操作でカバーできない。特に疲労が溜まってきた後などは、ブレーキ操作がガサツになっているのか、停車時にびっくりするくらい変化する。足つきが悪いのだから尚更。さらにタンデム時の変化は怖かった。そのため、ブレーキ操作にかなり神経を使うようになり、停車は辛かった。
結果として、自分の体格や能力にはRTは大き過ぎたのだと思う。RSの時にはそのようなことはなかったから。

そして、RTのようなバイクを終わりにしようと考えるに至ったのが、2018年九州ツーリング。5年ぶりのRTでの九州でとても楽しみにしていたが、台風に翻弄され、行きたかった場所にあまり行けなかっただけでなく、天候で怖い思いをした。もうバイクでこのような旅行はしなくてもいいと思った次第。

BMW (に限らないが)バイクは、排気量がジワジワ大きくなっている。水平対向2気筒Rシリーズは1,250ccまで来てしまったし、Fシリーズも900ccだ。昨今の状況下で、単純に大きくするのは社会要請に反していると思う。1,800ccなんて論外だ。
このような考えと、バイクの重さ、使い方などを考えて、C400Xに落ち着いた。大きなバイクが恋しくなることは間違いないが、どうなるだろうか?

RTで最も気に入っている写真は、2013年九州ツーリングの一枚。今更だが、サイドケースもつけて行けば良かった。
やまなみハイウェイ
いろいろあったが、RTは14年近くも乗った愛着のあったバイクだ。

posted by Tak at 22:24| Comment(0) | TrackBack(0) | R1200RT
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